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三重・名張川で美アユ41匹入れ掛かり堪能

三重・名張川の仕掛け
三重・名張川の仕掛け

<アユFISHING>

 解禁からアユが好調に釣れ続く三重・名張川へ6月27日に友釣りに出掛けた。大屋戸橋の上流に入り、午前中は瀬を引き釣りで攻めて良型を追わせ、午後からは浅い瀬肩を泳がせて怒涛(どとう)の入れ掛かりを堪能。同5時前までに17~20センチの美アユを41匹釣りあげた。追い、引きともに強烈で心も体もしびれる1日を満喫した。今年はダムからのそ上が多く魚影が抜群に濃いので梅雨が明けると大釣りが期待できる。【日刊FPC・井上徳之】

 今年の名張川は下流の高山ダムから大量のアユがそ上しており、ここ5年間で1番魚影が濃い。水位は渇水状態が続いているが、場所ムラは少なく全てのポイントで良く掛かっている。

 この日も午後から、大屋戸橋の約600メートル上流の浅瀬に入ると流れの筋ごとにたくさんのアユが付く好気配。ポツリポツリと掛かりだし同3時を過ぎるとあちらこちらで一斉にアユがハミ始め、みるみるうちに石をビカビカに磨いていく。

 トロ尻の瀬肩をナイロンの細仕掛けで泳がせると3メートル先でも目印が走る怒涛の入れ掛かり。追い気満々のまっ黄色なアユでサオ先を持ち上げて誘うと、野アユが突き上げるような活発な追いが続き2時間ほどで17~18センチを27匹釣りあげた。

 午前中は2つの川が合流し水位が安定している同橋上流の瀬に入った。瀬肩でオトリをとり、アユが付きそうな石周りをコースを変えながら上飛ばしで攻めて同10時頃までに同型を8匹。その後は、仕掛けを複合メタルの0・05号に張り替えてサオ抜けを探っていくと、落ち込みの白波で目印をひったくるアタリ。

 脇を閉めて掛かりアユが手前に寄ってきたところで慎重に引き抜いたのは追い星がくっきり出た20センチの良型。50メートルほどの瀬を上へ移動しながら色の良い石周りを引いて17~20センチを6匹。サオ抜けポイントで掛かるアユのアタリは鮮明で強い引き味を十分に楽しんだ。

 結局、朝から午後5時前までに湖産中心に17~20センチを41匹釣りあげた。夏目橋の500メートル上の浅瀬では2時間ほどで20~22センチを28匹追わせた人もいたようだ。

 ◆追い星 アユのエラの後ろにみられる黄班のこと。天然、養殖にかかわず縄張りを持ったアユは野アユが近づくと追い星がくっきり出て全身黄色みを帯び興奮状態になり、体当たりをして威嚇(いかく)する。初期はコケの状態が良く石に変化がある早瀬の大石や岩盤にアユが付きやすい。

 【今後の見通し】名張川は川幅があるのでポイントには事欠かない。サオ抜けポイントを見つけると入れ掛かりが楽しめる。梅雨明けには型も大きくなり50匹超の数釣りが期待できる。

 【問い合わせ】名張川漁協(電話)0595・64・7722。年券は1万円、日券3000円。

 【交通】車は名阪国道の針ICを出て、国道369号を南下。福地の信号を左折し国道165号を道なりに走り名張川へ。電車は近鉄名張駅から徒歩約15分。

 [2009年7月3日11時16分 紙面から]


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