U-19(19歳以下)アジア女子サッカー選手権を4勝1分けで制した女子日本代表が18日、ベトナムから帰国した。吉田弘監督(53)は「チームは試合をやるたびに成長した大会でした。特に守備面で、なでしこに近い感じに少しレベルアップしてきた」と手応え。5得点で大会得点王とMVPに輝いたFW京川舞(17=常盤木学園高)は「北朝鮮戦のゴールがベスト。(個人賞は)どっちもうれしいです」。第4戦北朝鮮戦(13日)でロングボールを胸で受け、ドリブルでゴールに迫り流し込んだ得点シーンを自己評価した。

 日本は来年のU-20女子W杯ウズベキスタン大会の出場権も獲得。5試合フル出場のMF猶本光(17=福岡AN)は「日本のパスサッカーが世界に証明できるように、金メダル目指して頑張りたい」と話した。