<高円宮杯全日本ユース:青森山田2-2立正大淞南>◇12日◇1次ラウンド◇藤枝総合運動公園サッカー場

 8年連続出場の青森山田が立正大淞南と引き分け、決勝トーナメント進出へ望みをつなげた。1次ラウンド初日で敗れ、勝ち点3が欲しい試合で立ち上がりから先行された。前半だけで2点を奪われ、一時は追い込まれた。それでも後半5分に相手DFが1人退場すると、ボールを支配した。同8分にMF三田尚希(3年)のゴールで1点差とすると、同36分に途中出場のFW舘川一成(2年)が、CKに合わせて同点に追いついた。

 調整の難しさが表れた試合だった。静岡までの移動は、バスで10時間以上。さらに涼しくなり始めた青森に対し、会場の気温は34度。過酷な移動と猛烈な暑さで、体も思うように動かなかった。最後までゴールに襲いかかったが、勝ち越し点を奪うことはできなかった。黒田剛監督(40)は「(逆転の)気持ちはあったが、足が出ない状態だった」と振り返った。

 次戦は決勝トーナメント進出をかけ、千葉ユースと対戦。勝ち点3が絶対条件となるが次戦までは、青森には戻らずに調整していく。指揮官は「良い準備をしてしっかり勝ちたい」。万全の状態で大一番に臨む。