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2. 河口湖マラソン　メロン記念日が挑戦

「メロン記念日」が河口湖マラソンに４年連続で参加

― 斉藤さん、村田さん、柴田さんは今回なぜ河口湖１周に挑戦しようと思ったんですか？

斉藤瞳

斉藤　今年２月の香港（香港国際マラソン）も含めて、１０キロという距離を３回経験して走ることの楽しさを知りました。で、更に上を目指したいなと。２８歳になって、今年はいろいろなものに挑戦する年なんです。２７キロを走りきって、未知のものを乗り越える強さを持ちたいと思ったんです。

村田　私も１０キロは３回走ったんですが、未だに自分のペースをつかめてなくて（笑）。去年も最初に飛ばして後半かなりきつくなったんですが、そのときファンの方から「上を見て走るといいよ」とアドバイスされて。その時見た富士山がすごくきれいで、見ながら走ったら残りの距離が辛くなくなったんです。河口湖のきれいな景色を見ながら走ったら、２７キロも楽しめるんじゃないかと。

柴田　去年は応援だけだったんですが、メンバーやランナーが一生懸命走っている姿をみたら、走りたくてしょうがなくなって。ゴールした後の表情がすごく楽しそうだった。人生の中で１度はホノルルマラソンに挑戦したいと思ってるんで、そのためにも今回２７キロを走ってみようと。でも１人だったら（挑戦することを）悩みました。メンバーのみんなと一緒だから挑戦しようと思いましたね。

― ２７キロに向けてのトレーニングを兼ねて、最近は運動をしてますか？

村田めぐみ

斉藤　香港以来、家のまわりとかをほんのちょっと走ってます（笑）

村田　サイクリングですね。仕事現場まで自転車で行ったりしています。３日に１回、３０分くらいかな。トレーニングというより節約のほうが大きいんですけど（笑）。

柴田　フットサル、って言いたいんですが、最近あまり練習にも出れていなくて。練習に行っても、前ほどタフにボールを追いかけられていないんです･･･。

　３人とも２７キロに向けてのトレーニングはこれといって行っていない様子。若干不安ではありますが、応援に専念する大谷さんにも同じ質問をしてみたところ……。

大谷雅恵

大谷　香港で初めて１０キロを走って、すごく感動したんですよ。一緒に走ってくれたファンのみんなも心強かった。なので日本に帰ってきてからも３キロくらいをチョイチョイ走ってました。途中歩いたりもしてますけど。今回３人は２７キロに挑戦するんですが、２７キロは３キロの９倍とか考えたら、自分は制限時間内に帰って来れないなと。潔く応援に専念しようと思ったんですが…。みんな走るし、ちょっと寂しさもありますね、やっぱり。

柴田　気持ちの中で、走りたい割合は何割くらい？

斉藤　香港で走ってるし、ファンランは走れるよ。

村田　みんなで走ろうよ。

大谷　･･････。１１キロなら･･･、いけますかね？

柴田　少しでも走りたいって気持ちがあるなら、走らなかったら後悔すると思うよ。

大谷　（熟考の末）…ファンラン、走ります！

ついにメンバー全員が走る！！

　ということで、大谷さんの河口湖マラソン初挑戦が急きょ決定（過去３回は全て応援のみ）。最後に大谷さんを含めたメンバー全員に、目標と意気込みを聞きました。

柴田あゆみ

斉藤　２７キロという未知の距離への挑戦なんで完走が目標。走り終わった後に達成感をかみ締められるように頑張りたいです。これからの人生の糧にできたらいいな。一番最初に１０キロを走るとき、周りからは「斉藤は走れないだろう」と思われてたんです。今回もそう思われているかもなんで、見返してやりますよ！（笑）

村田　最初にダッシュしたりせず、自分のペースを保って３時間台で走れれば。調子がよければ３時間３０分台が目標です。いい景色を目と心に焼き付けながら、参加できてよかったと感じられるように走りたい。

柴田　４時間以内で走り切りたいです。今回は両親が応援に来てくれるんですよ。私が毎年参加している河口湖マラソンが、どんな雰囲気か味わいたいらしくて。娘の応援は二の次ですね（笑）。でも興味を持ってくれるのはうれしい。体調をしっかり整えて、くるぶしとか膝とか関節に気をつけて（笑）、未知の世界を満喫したいです。

大谷　ホントにダメなんですよ、走るのは。でも運動が得意じゃないのに毎年参加してくれるファンの方々がいて。そういうファンにとっては、「参加しよう」と決めるのだけでも勇気がいることだと思うんです。今回私が走ることで、走ることが苦手な人にも勇気を与えられたらいいな、と思います。香港の感動を呼び起こして挑戦します！ということで、目標は完走！！

　ついに「メロン記念日」メンバー全員が走る今年の「河口湖日刊スポーツマラソン」。それぞれ不安があるようですが、走り終わった後、４人がどんな表情を見せてくれるのか。乞うご期待です。

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