世界選手権女子マラソンで銅メダルを獲得した福士加代子(31=ワコール)が20日、出身地の青森県板柳町での報告会に出席し「メダルの重みを実感して、おなかいっぱい」と町民ら約300人を前に語った。福士は「結果が出なくても、見守ってきてくれた」と故郷の温かさに感謝。「本当にけっぱった(頑張った)!」と方言で喜びを表した。舘岡一郎町長は「4位に落ちてから、よく巻き返した」とねぎらい、町スポーツ栄誉賞を授与した。