今季の国内男子ゴルフツアーが16日からの東建ホームメイト杯(三重県東建多度CC名古屋)で開幕、12月の最終戦、日本シリーズJT杯まで、経済不況による中止や賞金減額の可能性を含みながらも、25試合が予定されている。

 最大の注目は、日本人最年少の17歳でマスターズ出場を果たした石川遼だろう。昨季は、2位に入った10月の日本オープン以降、プロ転向後の初勝利を挙げるなど終盤戦で一気に荒稼ぎ。史上最年少の賞金1億円突破を果たし、賞金ランキングでも5位に食い込んだ。

 マスターズでは世界の壁に阻まれて予選落ちしたが、2月から3試合に出場した米ツアーでも貴重な経験を積んだ。シーズン序盤から好調の波に乗れば、史上最年少賞金王も夢ではない。

 その石川の前に立ちはだかるのが、2年連続6度目の賞金王を狙う片山晋呉。昨年は通算25勝目で永久シードを獲得。オフはトレーニングだけでなく、クラブなども一新し、マスターズで日本勢最高に並ぶ4位となるなどレベルアップを遂げた。

 日本ツアーに10年ぶりの復帰を果たすのは丸山茂樹。米ツアーで3勝を挙げた39歳の円熟した技と“マルちゃん”人気に期待が集まる。

 昨年2勝を挙げ、賞金ランクでも2位に入った矢野東、同じく2勝で同4位の谷原秀人はシーズンを通した安定感がカギ。一昨年の賞金王、谷口徹は2月に自動車事故で左肩を脱臼し、出遅れは必至の状況だ。(共同)