石川遼(19)が、取得した国際運転免許証が日本国内では無効だと知らず、乗用車を運転していたことが8日、分かった。

 父の勝美氏(54)によると、石川選手は2月からの遠征中に米国の運転免許証と国際運転免許証を取得し、4月に帰国した。2002年に改正された道路交通法ではこの国際免許証は海外に連続して3カ月以上滞在しなければ日本では無効で、無免許運転となるが、5月下旬までこのことを知らなかった。

 勝美氏は「米国の当局で『日本で使える』と確認したつもりだったが不十分だった。事故などを起こす前に分かって良かった。例外的な免許の取り方だから注意が必要だったと、本人も含めて反省している」と話した。