石川遼(19=パナソニック)が「難関突破」を誓った。男子ゴルフのVanaH杯KBCオーガスタは25日から、福岡・芥屋GCで開幕する。石川は24日、プロアマ戦に出場し18ホールを最終チェックした。とくに同コースの16番パー4は、打ち上げて打ち下ろす469ヤードの難ホール。第1打が右に曲がればつま先上がりの傾斜が強くなり、左に曲がれば松でグリーンを狙えなくなる。それでも、米ツアーで難コースを経験してきた石川は「世界にはあのホールより難しいホールが、いくつもある」ときっぱり。「縮こまってもしょうがない。いかに堂々とプレーできるか、それだけだと思います」と、迷いなく難ホールに立ち向かうつもりだ。