石川遼(17=パナソニック)が「メロン軍団」からの激励を支えに巻き返しを図る。つるやオープンで予選落ちした石川が出場する30日開幕の中日クラウンズ(愛知・名古屋GC和合C)に、公式ファンクラブ「RooF(ルーフ)」会員約60人が集結することが25日、分かった。同クラブの会員は専用のメロン色のサンバイザーをかぶって、プレーする石川と一緒に18ホールを回って激励し、つるやオープンでもひときわ目立っていた。ファンクラブ関係者は「今週予選落ちしたことで『直接応援しよう』との機運が高まっているようです。今週の2倍の50~60人は行くのでは」と話した。

 「メロン軍団」は「アラフォー世代」や「ヨン様世代」の女性が中心で、会員数は昨季の2倍以上となる約4200人にふくれあがっているという。関東近辺のトーナメントでは会員が100人近く集まったこともあるが、約60人となると今季最多となりそうだ。

 石川は前日24日、車で埼玉県内の自宅に戻った。関係者によるとこの日も休まず、ドライバーを中心に約3時間ボールを打ったという。疲れはあるだろうが、熱心なファンの期待に応えるためにも、2週連続の予選落ちは回避したいところだ。