全英オープンで予選落ちに終わった石川遼(17=パナソニック)が、「タイガーウオーク」習得を誓った。19日に帰国し、成田空港で会見。2日間、同組で回ったタイガー・ウッズ(33)から影響を受けたことに「歩き方」を挙げた。
「背骨が垂直な状態で、前に進んでいる。あんなきれいな歩き方する人を見たことがない」。腰から頭の先まで常に一直線で、決して前かがみにならない。風が吹こうが、雨が降ろうが、ウッズは常に一定の姿勢でラウンドを続けたという。
ラウンド中の歩き方は、スイングの安定に影響するだけに、石川は「あの歩き方だから、腰から頭まで一直線を保ったまま、バックスイングからインパクトまでスイングできている」と分析した。スイング時のスムーズな軸回転を生むために、これまでも歩き方には注意を払ってきた。猫背対策で、ラウンド中に両腕を広げるストレッチも実行。だが、疲れや精神的な落ち込みから、どうしても前かがみで下を向くことがあった。
昨年は3位と健闘した23日開幕のセガサミー杯が、「タイガーウオーク」実践の場になる。8月13日からは特別招待で出場する今季メジャー最終戦の全米プロも控える。マスターズ、全英オープンと予選落ちしただけに、初のメジャー大会決勝ラウンド進出がかかる重要な試合。姿勢だけでなく、成績でも胸を張って米国に乗り込むために、「優勝争いに加わりたい」と今季2勝目を狙う。【阿部健吾】

