ビッグネームが待ってます-。石川遼(18=パナソニック)が、今季4勝目を挙げたコカ・コーラ東海クラシックから一夜明けた5日、米国-世界選抜対抗戦プレジデンツ杯(8日開幕、ハーディングパークGC)のため渡米した。同杯にはバラク・オバマ大統領(48)が訪れる予定だが、さらにカリフォルニア州のアーノルド・シュワルツェネッガー知事(62)との夕食会、元NBAマイケル・ジョーダン氏(46)との対面の可能性があることが分かった。石川にとって、世界トップ選手と競うだけでなく、大きな人生経験となりそうだ。

 「僕の人生の中でも大きな財産になる1週間になる」と期待した大会で、石川は予想以上の人生経験をすることになりそうだ。最終日には恒例で大会名誉会長として米国の大統領が来場する。日本人スポーツ選手としては、イチローに続き2人目となるオバマ大統領との対面が、実現するだけでも名誉だった。

 さらに、ここにきてもう2人のビッグネームと対面できることが判明した。開幕前の6日には開催州のシュワ知事が、両軍の選手24人らを招いて夕食会を開くという。また大会公式サイトによれば、ジョーダン氏が米国選抜カプルス主将のアシスタントとして参加予定だ。同氏はアマとして99年には米ツアーのボブ・ホープ・クラシックにも出たゴルフ愛好家で、ウッズらとも親交が深い。両氏とも対戦相手の援軍だが、各分野で超一流を極めた人物の言動に触れることで、石川が得るものは大きいはず。もし日本の18歳が、米国選抜を苦しめる活躍を見せれば、両氏からの注目は一気に高まるだろう。

 石川にも、頼もしい助っ人が登場する。かつてイチローの通訳を務めたアレン・ターナーさんだ。米ツアー参戦時の丸山茂樹、尾崎直道らをサポートした実績もあり、ゴルフにも精通している。石川の「会話が続くような英語力はないので…。足を引っ張らないように」との心配も無用に。ビッグネームとの会話もスムーズに進むに違いない。

 関係者による誕生日プレゼントの金色の靴を輝かせて出発した石川は、普通の18歳ではなしえない経験を次々と重ねている。【阿部健吾】