【サンフランシスコ(米カリフォルニア州)7日=木村有三】石川遼(18=パナソニック)がタイガー・ウッズ(33)と再戦する。米国-世界選抜対抗戦プレジデンツ杯が現地時間8日にハーディングパークGCで開幕。この日、初日フォアサムの組み合わせが発表され、石川は世界ランク10位ジェフ・オギルビー(37=オーストラリア)と組んで、同1位ウッズ、同3位スティーブ・ストリッカー(42)の米国最強ペアに挑むことになった。ウッズとの「対決」は、7月の全英以来となる。
7月の全英オープン以来の再戦はいきなりやってきた。組み合わせ会場で、両チームの主将が1組目から選手の名札を出し合い、対戦相手を決めていく。残り2組ずつになった5組目では、世界選抜のノーマン主将が先に石川組を提示。その後、米国のカプルス主将がウッズ組を選び、夢対決が実現した。
石川
USAチームの中で一番強く、注目されるペアを当ててきてくれて、すごく興奮してます。僕とジェフに当ててくれた気持ちをうれしく思う。
大きな期待を寄せられ、世界選抜の主力組に抜てきされた。1つの球を2人で交互に打つ初日のフォアサムで、石川の相棒に決まったのはチーム内で世界ランク最上位10位のジェフ・オギルビー。06年全米オープンを制した「エース」と組まされ、より重圧がかかる後方の5組目に配されたのも、石川の実力を高く評価するノーマン主将の期待の表れ。「まさか初日から、こんな組でプレーするとは思わなかった」と石川も驚く采配だった。
ウッズと初の同組対決が決まった全英の開幕前は「マジですか?
うそでしょ?
緊張するなあ」と話した。だが、今回は個人のスコアを競う通常の試合ではなく、世界選抜の一員として名誉と誇りをかけた戦い。個人的な興奮はすぐに、チームの勝利を願う気持ちへと変わり、「全力でプレーして、勝てると信じてやりたい」。あこがれの視線は注がず、勝負に徹することを誓った。
ウッズの相棒も世界3位の実力者ストリッカーで、まさしく相手は米国最強ペアだ。「強敵ですね」とこぼした石川だが、勝てば世界選抜にとって貴重なポイントになるだけに、がぜん闘志もわく。「責任重大なマッチになる。このマッチで勝てれば、もしかしたらUSAチームの勢いを止めることができるかもしれない。全力を尽くして、お互いをカバーしあっていきたい」。オギルビーと力を合わせ、大金星を狙う。

