【タンパベイ(米フロリダ州)17日=阿部健吾】石川遼(18=パナソニック)が、18日開幕のトランジションズ選手権への“永久出場権”を確約された。大会主催者のトランジションズ・オプティカル社のブレット・クレイグ社長(49)はプロアマ戦後、来年以降の石川の出場について「すぐに(米ツアーの)シード権を手に入れるだろうから必要ないかもしれないが、彼が(主催者推薦で)出たいと言ったら、いつでも出てほしい」と話した。

 同社長は、昨年の大会に出場した石川のプレーを見て、攻めるスタイルが気に入ったという。昨年10月のプレジデンツ杯では、世界選抜の一員として出場した石川を応援し、大会2日目は全18ホールを観戦した。同社は眼鏡レンズメーカーで、同社長は「今大会で活躍してもらえることが、日本で会社を有名にしてくれる」と、日本市場開拓のキーマンとしても期待した。

 今大会は、初出場の昨年、歴代年少5位の17歳6カ月4日で初めて米ツアーで予選突破を果たし「思い入れは強い」大会。例年、4月上旬に行われるメジャー初戦マスターズ前に開催され、同社長の“永久出場権”の確約は、石川にとっては、マスターズへの調整試合を確保した形。目標とするマスターズ制覇への足掛かりとも言えそうだ。