佐久間朱莉(埼玉・名細中1年)がグリーンに苦しみながらも、4オーバー76でトップ通過を果たした。

 「パターが全然ダメだった。最初から、真っすぐ打てなくなってしまった」と振り返った。うまくいったのは「2ホールだけ」といい、14番で3メートルのパーパットを沈め、15番で同じく3メートルのバーディーを決めたところを挙げた。

 昨年は関東小学生大会で優勝し、全国大会では1打差2位になった。この予選には「小さいころ出ていたけど久しぶりだと思う。中1になり、(11-12歳の部では)上の年齢なのでチャンスがあるかもと思って」と、世界ジュニア代表をつかみに来た。

 関東ゴルフ連盟の派遣選手として、3月22~30日に米フロリダ州のIMGゴルフアカデミーも体験してきた。決勝大会(5月5~7日、岐阜・花の木GC)に向け「1、2メートルの微妙なパットを入れられるようにしていく」と課題を挙げた。