宮里藍は5バーディーを奪いながらも伸ばせなかった。出だしの10番で3メートル、12番で4メートルのパットを沈める好スタートを切ったが、15番(パー3)で3オン2パットのダブルボギー。終盤の8番は3番ウッドで打ったティーショットを左の深いラフに入れて後退した。

 「たくさんバーディーを取ったのに終わってみればイーブンで、ちょっと残念だった。前半の15番はダブルボギーにしたけれど引きずることはなかった。ショットが左に行くところがあったので、それを修正できればもう少しいいゴルフができると思う」。

 2010年にこの大会で優勝して世界ランキング1位の座に就いた。相性の良いコースだが「もう5年も前なのであまり覚えていない」と話す。「2日目は風が吹くのでしっかりと気持ちを切り替えてやりたい」と浮上を誓った。