5年目の青木瀬令奈(22=三和シヤッター工業)が初優勝に向け、トップタイに立つ最高のスタートを切った。前半のアウトで4バーディーを奪うなど、5バーディー、ノーボギーで5アンダー、67をマーク。ツアーフル参戦は初めてとあって「疲れだらけです。全身テーピングですよ」と苦笑しつつ、充実感をにじませた。

 身長153センチ。飛ばないことがネックになってきたが、今週は標高1000メートルのコースということもあり、ドライバーの飛距離が開幕時の210ヤードから250ヤード程度に伸びているという。そのため第2打でドライバーを使う「直ドラ」を封印し、ショットの精度も上がっている。「セカンドの狙いをきっちりして、ショットの調子を維持しながら回れたら」と意気込んでいた。