菊地絵理香(27=オンワードホールディングス)は三度目の正直を逃した。

 昨年のNEC軽井沢72、富士通レディースに次いで、自身3度目のプレーオフ。

 3ホール目までパーでしのいだが、4ホール目は第1打を右に曲げたことから、ボギーで抑えた田仁智(チョン・インジ、21)に対してダブルボギー以上が確定し、涙をのんだ。

 過去2回も今回と同じ3人プレーオフで、イ・ボミ、アン・ソンジュの韓国勢に負けた。「でも、前の2回は1ホール目で負けたけど、今回は4ホールまで行ったし、そこは少し成長したかもしれません」。日本女子オープンは13年大会に続く2度目の2位。こちらもリベンジを果たせなかった。