国内メジャー最年少優勝を狙った19歳、柏原明日架(UMKテレビ宮崎)が痛恨の池ポチャに泣いた。

 1打差2位からのスタートで、16番まではパープレー。一時は首位に浮上したが、17番パー3で第1打がグリーン左の池に消えた。第3打でグリーンをとらえられず、結局トリプルボギーとし、優勝戦線から脱落した。「8番アイアンでしたけど、球が捕まりすぎて、右から風に乗ってしまった」。フィニッシュでクラブを地面に落とす、完全なミスショットだった。

 昨年の最終QT58位で、今季のツアー出場優先順位が低く、残り試合で出場が決まっているのは、主催者推薦による22日開幕のマスターズGCレディースだけ。あとは17日開幕のステップアップツアー・うどん県レディースで優勝できれば、さらに今季はツアー3試合に出場できる。

 「私にできることは、目の前の試合をこなしていくことだけです」。悔しさを胸に再出発を誓った。