米女子ゴルフのサイム・ダービー・マレーシアに出場する宮里美香、横峯さくら、野村敏京が開幕前日の7日、会場のクアラルンプール・クラブ(パー71)でプロアマ戦に出て調整した。2年ぶり出場となる宮里美は芝目が強いグリーンを警戒し「フェアウエーからセカンドでしっかり攻められるようにしたい」と口元を引き締めた。

 宮里美、横峯とも前週は日本女子オープン選手権に出場して47位。いまひとつ波に乗り切れない宮里美は「調子自体は悪くないが、結果につながらない。やっぱりパット次第」と語る。今大会初出場の横峯は「しっかり距離もある。難しいとは思うが、めりはりのあるゴルフをできたら」と柔和な表情で話した。

 大会は今季ここまでの賞金ランキング上位選手と主催者推薦を合わせた75人が4日間、予選落ちなしで争う。米女子ツアーは残り7戦で、今週から5戦がアジア開催。11月19日から米フロリダ州で行われるCMEツアー選手権が最終戦となる。