男子ゴルフのカシオ・ワールド・オープンは今日26日、高知・Kochi黒潮CCで開幕し、賞金ランク2位の宮里優作(35)と同3位の池田勇太(29)が、逆転賞金王に望みをつなぐべく優勝を目指す。2人とも逆転するためには残り2戦2勝が最低条件。先週のダンロップ・フェニックスで優勝した宮里は「ここからは上を見ていくだけ。チャンスが来たときに勇気を持って挑みたい」と勢いに乗っている。池田も「今週がシーズン最後というくらいの気持ちで戦えれば」と気合十分だ。

 賞金ランク1位の金庚泰(29=韓国)は、今大会で宮里、池田とも優勝できなければ5年ぶり2度目の戴冠が決まる。2週前から体調を崩しており「早く決まってほしい。最終戦はプレッシャーのない中でやりたい」と本音をもらした。