大山志保(38=大和ハウス工業)が“宮崎愛”に燃え、4位から3位に浮上した。

 現在のツアーで全国的な注目度NO・1はイ・ボミだが、宮崎だけ? は違う。ご当地選手として、イ・ボミを超える大ギャラリーを引き連れ、寒風が吹く難コンディションの中、3バーディー、1ボギーの70をマークした。

 代名詞と言えるガッツポーズを連発した。バーディー奪取時はもちろん、4番でグリーン奥から難しいアプローチを決めた時や、7番で1・5メートルのパーパットを沈めて時にもグイッ! 11番では曲がり幅約1メートルの下りフックラインをねじ込み、バーディーと奪うとバンザイポーズまで飛び出した。「(バンザイは)もうイナバウアーみたいでしたね」と笑った。

 「私の地元で勝ちたい。地元のみなさんを盛り上げたい。でも、パーを取ってガッツポーズしてるようじゃあ、まだまだです」

 05、13年大会に続く、3年ぶり3勝目へ。鼻息は荒すぎるほど、荒い。