松山英樹(23=LEXUS)が14年6月以来となる米ツアー2勝目を挙げた。最終18番で劇的なバーディーパットを沈めて4バーディー、ノーボギーの67で回り、通算14アンダー、270でホールアウト。一時は自信を失いかけたパッティングで粘ってリッキー・ファウラー(27=米国)とのプレーオフに持ち込むと、4ホールに及ぶ死闘の末に競り勝った。

 優勝により2季後までのツアー出場資格を獲得した松山は今週を休養に充てる。腰に不安を抱えており「相当な時間(ケアを)やってもらったので良くはなっていると思うけど、まあ、痛いところは痛い」と説明。それでも「再来週は絶対問題ないと思う。しっかり休んで切り替えて、また練習したい」と強調した。次戦はノーザントラスト・オープン(18日開幕、カリフォルニア州リビエラCC)を予定。昨年4位に入った大会で再び期待がかかる。