熊本県出身の女子プロゴルファー、古閑美保(33)上田桃子(29)笠りつ子(28)有村智恵(28)が25日、都内の公共地下歩道で熊本地震被災者支援の募金活動を行った。古閑を中心に自発的に企画。各自が募金箱にくまモンの絵やメッセージを書き、ビジネスマンや買い物客らに協力を呼び掛けた。事前告知はSNSなどだけだったが、約1時間半で792人による146万4343円が集まった。

 前日までのフジサンケイ・レディースで2位だった笠は「絶対に無駄にしないよう、責任を持って届けます」と感謝。お礼に配ったサイン色紙には「顔晴(がんば)ろう 熊本」のスタンプ。「頑(かたく)なに張る」より「顔が晴れ晴れとするよう」と、祈りを込めた。地震発生後、被災地を回っていた古閑は「おしゃべりの相手をするだけでも感謝される」と、今後もさまざまな形で同郷プロと支援を続ける構えだ。