2位に3打差から出た金庚泰(29=韓国)は、前半で3つスコアを伸ばし、リードを広げたが、後半に失速した。

 12番では左ラフからの第2打をチョロ、第3打もグリーンに届かず、4オン2パットのダブルボギー。17番ではバンカーからの第2打でトップし、アゴに当たるなど“らしくない”ミスが続いた。

 実は11番から左目が「白く見える」とぼやけて、クラブと球の距離感がつかめなかったという。5年前から疲れた時に時々出る症状だそうで、病院にも行ったが原因不明。「それでも難しいパーセーブを何度もしたし、しっかり休んで明日につなげたい。まだ一応チャンスはある」と話した。