男子ゴルフのフジサンケイ・クラシック(9月1日開幕、山梨・富士桜CC)のプロアマ戦が31日、同コースで行われた。

 昨年大会優勝で昨季賞金王の金庚泰(29=韓国)は海外メジャーなどに参戦していたこともあり、6月の日本ゴルフツアー選手権森ビル杯以来の国内ツアー登場となる。「久しぶりなので楽しみです。雰囲気も自分のツアーに戻ってきた気分があるので」と居心地の良さを感じている様子。

 現在賞金ランク2位。大会連覇も2年連続賞金王も「全く考えてないです」と断言する。前週も1度はエントリーしていたが、腰を痛めて欠場。さらに「パッティングがずーっとダメ。狙ったところにいかない。バックスイングが気持ち悪いというか…」とグリーン上に不安を抱えているだけに、謙虚な男はいつも以上に控えめだった。

 大会後に渡米し、来季米ツアーの出場権をかけた下部ツアー入れ替え戦に臨む。「今週は今週で頑張って、向こうに行ってから、入れ替え戦のことは考えます」と目の前の試合に集中する。