プロ9年目でツアー未勝利の小池一平(31=境川CC)が首位と1打差2位で最終日を迎える。

 この日は1番から17ホール連続でパーを重ね、最終18番パー5でバーディーを奪取。残り236ヤードから5番ウッドでピン4メートルに2オンさせた。イーグル逃しの結果に「イーグルパットを入れたかったけど、まあバーディーで仕方ないです」と表情は明るい。

 同学年に池田勇太がいる。6月のツアー選手権で初優勝した塚田陽亮も年が同じだ。「塚田の優勝はうれしかった。次は自分が…と思いました」。絶好のチャンスが訪れた。「もちろん優勝したいですが、マイペースでいきたい。その結果が優勝だったら」と話していた。