現在、世界ランク56位の谷原秀人(38=国際スポーツ振興協会)が、来年4月のマスターズ出場を熱望した。

 12月1日開幕の日本シリーズJT杯(東京よみうりCC、7023ヤード、パー70)で優勝すると、マスターズ出場権のある今年最終週の世界ランク50位以内に滑り込む可能性がある。

 この日、日本シリーズの大会コースで練習した谷原は「1度経験しているので、次はどれくらいやれるのか。もう1度行ってみたい」と熱望。「あの時(07年)はフェード(右曲がり)しか打てなかった。今はもっとバリエーションがある」と初日85の大たたきで予選落ちした07年大会を振り返り、ストレートやドロー(左曲がり)も交える現在の力を試したい意向を示した。

 一方、現在世界ランク37位でマスターズ出場は確実な池田勇太(30=日清食品)は「久しぶりでうれしい。出るだけじゃなく、戦うために来年調整をしたい」と意気込んだ。