第1日を13オーバーの103位に沈んだ尾崎将司(70=セブン・ドリーマーズ・ラボラトリーズ)が、第2日の1番パー4で意地のバーディーを奪った。約2メートルのバーディーパットをきっちりと入れて、うれしそうにガッツポーズをした。

 前日27日はバーディーが1つもなく、105人中、下から3番目の順位に低迷。「若い人間(同組の20歳星野)に恥ずかしいプレーを見せただけだ。屈辱の限りだ」と不機嫌な様子だった。

 一夜明けて、気持ちを切りかえ、いきなり見せ場を作った。

 前半を終えて尾崎は2オーバーで、通算15オーバー。同組の青木功(74=フリー)はこの日の前半は4オーバーで、通算19オーバーとなった。

 前半を3アンダーでまわり、通算9アンダーとした今平周吾(24=レオパレスリゾートグアム)が単独首位に立った。