有村智恵(29=日本HP)が5バーディー、2ボギーの69をマークし、3アンダーで首位と3打差の5位につけた。

 4番でバーディーを先行させると、6番は第2打をピンそば10センチにつけるスーパーショットでタップインバーディー。9番では20メートル超のロングパットをねじ込んだ。「いい時って、こういうことが起きる。流れを作れて、乗っていけました」。後半は2つのボギーをたたいたが、いずれも次のホールでバーディーを奪う粘りを見せた。

 「ボギーの内容が良くないので、もう少しいけたかなと思う」と悔しがりつつ、今季初のアンダーパー発進で気持ちは上向く。「この位置なので、もっと上を目指していきたい。守らず、しっかりと攻めていけるように頑張りたいです」と意気込んだ。