男子ゴルフの石川遼(25=CASIO)が、同い年の松山英樹(25=LEXUS)の結婚と第1子誕生を祝福した。

 松山は全米プロで最終盤まで優勝争いを演じ、惜しくも逆転負けで5位となった。テレビ観戦していた石川は、その松山から連絡が来て驚いたという。「(優勝した)ジャスティン・トーマスとも一緒に回っていたので、なおさら聞きたいことがあったんですけど、でもなかなか(気持ちの整理など)難しい時間かなと思って(メッセージを)送らないでいた。でも向こうからいきなり連絡が来て、しかも内容が(想像と)全く違うことだったのですごくビックリしました。僕も何も知らなかったので、サプライズでした」と振り返る。

 石川も昨年3月に結婚した際は、発表する前に松山へ連絡を入れて伝えている。「自分の場合、公表がその(連絡した)数時間後になってしまったんですけど(笑い)。(今回は)次の朝起きたら、もうビッグニュースになっていた」。そして「本当に素直におめでとうと言いたいですね」と笑顔で祝福した。

 15日(日本時間16日)はレギュラーツアー最終戦のウィンダム選手権(17日開幕、ノースカロライナ州グリーンズボロ・セッジフィールドCC)に向け、岩田寛と9ホールの練習ラウンド。公傷制度を適用して臨んだシーズンは苦闘が続き、米下部ツアー入れ替え戦に回ることも覚悟している。「次の入れ替え戦というところも見据えて、その(入れ替え戦)4試合で自分の実力が分かると思うので、そこに向けて最後の仕上げという感じで受け止めてやっています」。直近10試合で予選落ち9度という悪い流れを止め、生き残りをかけた厳しい戦いへ弾みをつけたい。