男子ゴルフの石川遼(26=CASIO)が10日、神奈川・横浜CCでジュニアイベント「ファースト・ゴルフ・フェスティバル」に参加した。自ら企画し、昨年に続く2度目の開催となった今年は試合に出たことがない小学生39人が参加。各組アドバイザー同行のもと、試合形式で4ホールをプレーした。

 イベント後は6季ぶりに日本ツアーに主戦場を移す18年シーズンについても語った。1月の日本とアジアツアー共催の2試合「SMBCシンガポール・オープン」「レオパレス21ミャンマー・オープン」について、最終決定ではないことを強調した上で「出るとしたら(連戦で)2試合出たい」。その2試合で出た課題を踏まえ、日本ツアーの試合がない2月から3月にかけては米下部ウェブドットコムツアーへのスポット参戦、あるいは長期合宿を組むことも視野に入れているという。

 スイング改造は道半ば。念頭に置くのは日本ツアーが国内開幕し、本格化する4月までどれだけ仕上げられるかだ。「4月の日本ツアーの(国内)開幕にいかに合わせていくか。(今季最終戦だった11月の)カシオ(ワールドオープン)の時は曲がってはいなかったけど、ちょっと“こわごわ”打っている部分もあった。今はその時より振れているというか、飛ぶようになってきている感じもある。カシオの時よりは1つ進んだことをやれている。その精度が4月までに上がってくれば、めちゃくちゃ楽しみだと思う」と話した。