男子ゴルフの日本ツアー開幕戦、SMBCシンガポール・オープンは18日からシンガポールのセントーサGCで行われる。

 17日は各選手が最終調整し、6季ぶりに日本を主戦場とする石川遼は「自己ベストを更新する5勝を挙げたい」と高い目標を掲げた。

 昨季賞金王の宮里優作や小平智、昨年のマスターズ・トーナメント覇者のセルヒオ・ガルシア(スペイン)も出場。宮里優は「このコースはイメージが湧きやすい」と自信をのぞかせた。

 26歳の石川は、日本ツアーでは4勝した2009年に賞金王に輝くなど通算14勝。13年から軸足を置いた米ツアーは2位が最高で、昨季限りで出場資格を失った。再出発の初戦を前に「初めてのシンガポールで、ここは米国にもない難しさのあるコース。わくわくする」と意欲を語る。予選ラウンドはガルシアと同組で「うまいな、と感じられるショットをいくつ見られるか楽しみ」と高ぶりを隠さなかった。

 日本ツアーは25日からミャンマーで第2戦が行われ、国内初戦は4月12日開幕の東建ホームメイト・カップ(三重県)となる。