日本ゴルフツアー機構(JGTO)が、プロアマ戦で不適切対応した片山晋呉(45=イーグルポイントGC)の処分を検討した件で、選手会長の石川遼(26)は7日、謝罪のコメントを発表した。コメントは以下の通り。

 「今回のプロアマで起きてしまった件に関しまして、不愉快な思いをされたプロアマのお客様をはじめ、スポンサーや関係者の皆様に大変なご迷惑をおかけし、またファンの皆さまにもご心配をおかけしましたことをジャパンゴルフツアー選手会として深くお詫び申し上げます。

 我々選手会もJGTOと一丸となってファンやスポンサーから応援していただけるようなツアー改革作りを行いはじめた矢先のことで、このような事態が起きたことは遺憾であり、とても残念でなりません。

 現在、調査委員会を設置して事実関係を調査している段階ですので、調査結果を待ちたいと思います。

 

 ◆プロアマ大会 トーナメントの主催者やスポンサーが大切な客を招いてもてなす大会。開幕前日にプロ1人、招待客3人によるチーム対抗戦で行われるのが一般的。参加選手は賞金ランク上位者やスポンサーから推薦のあった選手。プロは、会話や技術指導でアマチュアをもてなすことを求められる一方、コースチェックなど試合に向けた最終調整の側面もある。欠場すると罰則があり、男子ではプロアマを途中棄権してコースを離れた場合は本戦に出場できない。JGTOでは人気低迷を受け、プロがアマチュアと同じティーグラウンドからプレーするなど、プロアマの満足度を高める取り組みを進めている。