ゴルフの国内男子ツアー開幕戦とアジアツアーを兼ねたSMBCシンガポール・オープンは17日、セントーサGCで開幕する。

選手会長2年目を迎える石川遼(27=CASIO)は来年の東京五輪出場を見据え、ツアー複数回優勝を19年の目標に掲げた。昨年は優勝なしだったこともあり「いいプレーをした時に日本ツアーで優勝できるようにしたい。それを2回、3回勝ちたいと思っている。来年はオリンピックもあるので、それも大きな目標」と口にした。なお予選ラウンドは昨年に続き、17年にマスターズを制した昨季大会覇者のセルヒオ・ガルシア(スペイン)と同組になった。

前週の米ツアー、ソニーオープンで日本人最上位の33位フィニッシュした18年賞金王の今平周吾(26)はハワイから日本経由でシンガポール入り。16日深夜3時の現地到着となったものの、選手会副会長に就任したことで朝6時には会場入りし、プロアマ戦に参加。「時間的には間に合うので、それならばと(プロアマに)出ました。疲れているのでしょうけど、あまり感じないですね」とした上で「今週も1日1日大事にやって優勝も狙いたいです」と意欲を示していた。