女子ゴルフの今季メジャー最終戦、全英リコー女子オープンは29日に英西海岸サウスポートのロイヤルバークデールGC(パー72)で開幕する。27日はメジャー大会初制覇を目指す宮里藍や宮里美香、横峯さくららが調整を行った。

 宮里藍にとっては、これまで6度の出場で1ケタ順位が3度と比較的得意とするメジャー大会。海風が吹きつけるコースを「好きなスタイル」と表現した。27日のプロアマ戦ではラフの浅い部分を歩いて確かめたり、深いバンカーの難度をあらためて実感したりと、5年前にも戦ったコースを思い出しながら回った。「5年前は(海辺の)リンクスの攻め方が分かっていなかった」と、今は世界ランキング1位を争う貫禄(かんろく)を漂わせた。

 ただ、この週から合流した父の優氏は「調子は悪くないが、そうよくもない」。勝利を重ねたシーズン前半に比べれば状態は落ちるという。「次はメジャー優勝を、という気持ちも当然あるだろう。チャンスのある位置につけて、爆発を待ちたい」と粘りを期待した。

 今季ここまでのメジャー3大会は「思うような成績は残せていない」と宮里藍。ただ、気負って乱れることを最近は最も嫌う。「やるべきことはいつも同じ。それを毎週、繰り返すことが難しい」。今季4勝の実力を、大舞台で発揮できるか。