<男子ゴルフ:パナソニックオープン>◇初日◇22日◇滋賀・琵琶湖CC(7005ヤード、パー71)◇賞金総額1億5000万円(優勝3000万円)

 大ベテランとベテランの師弟コンビが奮闘した。シニア世代の51歳、芹沢信雄(サンエー・インターナショナル)がパープレーで33位。今季レギュラーツアー4戦目で初の予選通過を視界に入れた。後半7番まで3アンダーの快進撃だったが、8番パー4で第1打を左バンカー、第2打を左林に打ち込み、痛恨のダブルボギー。「途中で『あれ?

 きょうのオレ、おかしいんじゃないの?』と思ったけどね。でも、甘いなあ」と苦笑いした。

 芹沢の弟子、藤田寛之(42=葛城GC)は69で2アンダーの12位発進。16番パー5でイーグルを奪って「パットは下り6メートル、大きく曲がるスライスライン。いやあ、ラッキーです」と笑顔を浮かべた。「今週は師匠にばっちりくっついて、どんどん教えてもらう。(芹沢も)出場選手なんですけどね」と“師弟出場”を大歓迎していた。