<男子ゴルフ:日本シリーズJT杯>◇最終日◇8日◇東京よみうりCC(7023ヤード、パー70)◇賞金総額1億3000万円(優勝4000万円)

 宮里3きょうだいの次男優作(33)がツアー初優勝を果たした。コースでは両親に妹、妻と子が見守り、そろって涙を流した。

 米ツアー通算9勝を挙げている妹の藍(28)は「いつかは勝てると思っていた。腐らずこつこつと努力しているのを知っていたし、プロとしても人としても、本当に尊敬できるお兄ちゃん」と感慨深げだった。

 コーチでもある父の優さん(67)は自分が行くと焦りを呼ぶからと観戦を控えるつもりだった。だが藍に電話で「勝つ時は勝つし、負ける時は負ける。応援は悪いことじゃない」と諭され、慌てて前夜の飛行機で沖縄から飛んだ。18番グリーン横で息子と抱き合うと、「いやー、本当に来て良かった。期待が大きかっただけに長かった。よく辛抱強く頑張った」と涙を拭った。

 長男の聖志(36)はこの日、来季のツアー出場権が懸かる最終予選会で戦っていた。優作は「最初にプロになって、僕らに道を切り開いてくれた兄貴。いい形で上がってほしい」と思いやった。