<米男子ゴルフ:ヒューマナ・チャレンジ>◇第2日◇17日◇米カリフォルニア州PGAウエスト・パーマープライベートC(6950ヤード、パー72)ほか

 13位で出た石川遼(22=CASIO)は“ノルマ達成”できず、順位を落とした。5バーディー、2ボギーの69で回り、通算9アンダー135の22位とした。

 予選3日間で、3つのコースを1ラウンドずつする形式のため、この日はラキンタCCでプレー。序盤は4ホールで3つスコアを伸ばし、同9アンダーの4位にまで浮上した。

 しかし14番パー4では、第1打を右隣の13番に外してボギー。16番パー4でもグリーン手前のカラーから寄せきれず、ボギーとした。後半は5、6番と続くパー5で、続けてイーグルチャンスをつくったが、いずれもパットがショートしてバーディーどまり。「グリーンにタッチが合わなかった。全体的に弱めだった」と振り返った。

 それでも好調なショットでカバーし、上位を十分狙える位置をキープ。「このスコアでは正直、40位台くらいまで落ちてしまうと思っていました。全体的にスコアが伸びるので、読めなくて怖いんですよね」とホッとした表情をみせた。

 ホールアウト後は、18日に第3ラウンドをプレーするPGAウエスト・ニクラウスプライベートCに移動し、パッティンググリーンでタッチを調整した。米ツアー本格参戦初戦だった去年の今大会では、第2日を終えて130位に沈み、そのまま予選落ちした。まずまずの位置につけた今回はまず予選を確実に通過し、前回のリベンジを果たす。