<ゴルフ:キャロウェイ世界ジュニア選手権>◇第1日◇15-17歳女子◇15日◇米カリフォルニア州トーリーパインズGC北C(6229ヤード、パー72)

 今年の日本女子アマチャンピオンの蛭田みな美(福島・学法石川高2年)が2アンダー70で6位タイとまずまずのスタートを切った。

 インスタートの10番で3パット、11番で右のラフに入れて1メートルのパーパットを外す連続ボギーに「どうなっちゃうのかと思った」という。12番で1・5メートルのパーパットを入れて「ようやく軌道に乗せられた」と、最終9番パー5で第3打を30センチにつけるなど、4バーディーと立ち直った。

 この日が17歳の誕生日。ホテルに戻ると、PGM日本選手団を引率する国際ジュニアゴルフ育成協会と、同じ部門の出場選手、家族らからケーキが用意されていた。後輩の選手たちも食堂に集まって祝福を受け「こんなに盛大にやっていただけるとは」と、ろうそくを吹き消して感激の面持ち。チームメートの永井花奈、畑岡奈紗、小倉ひまわりとケーキのクリームを顔に塗りあったりして大はしゃぎ。サプライズの誕生パーティーでリラックスした。