石川遼(23=CASIO)が27日に開幕するホスト大会のカシオ・ワールドオープンを前に、CASIO製のデジタルカメラを使ったショット練習のデモンストレーションを行った。

 ゴルファー向けカメラと銘打たれた「EX-FC500S」で、ドライバーショットを撮影。この映像を無線LANでタブレット端末に送り、大きな画面でスイング動画をチェックした。「僕は1人で練習する機会が多いので、1人で操作して1人でチェックできるのはありがたい。画質がいいハイスピードカメラなので、シャフトのしなりまで見える」とメリットを強調した。

 25日には所属選手として、同社の幹部と話す機会があった。「常に世界一を目指して仕事をしないといけない、といつも社員に話しているとのことでした。僕もそういう姿勢に負けないように、世界を目指さないといけないと感じました」。

 ここ数戦、成績こそ上がっていないが、創意工夫をこらした練習で、ショットやパットの質は日々上がっている。世界を見据えたプレーで、ホスト大会を盛り上げるつもりだ。