<女子ゴルフ:日本女子オープン>◇3日目◇4日◇新潟・紫雲GC(6484ヤード、パー72)◇賞金総額1億4000万円(優勝2800万円)
昨年の日本女子プロ選手権に続くメジャー2冠目を目指す飯島茜(25)が、安定したゴルフで首位に立った。1番で6メートルのバーディーパットを沈めて好発進。白のミニスカート姿で、精密機械のようにぶれのないスイングを重ねた。ピンチはグリーン奥ラフに打ち込んだ18番くらいで、ボギーなしの3バーディー。「もうちょっとパットが入ってくれていたら…。でも、それはみんなが考えていることですよね」と満足そうに笑う。
得意のフェード球に徹した。狭い難コースに、3番ウッドを多用して刻む選手が多い中、パー3以外の14ホールでドライバーを握って、すべてフェアウエーをとらえた。「距離は出なくても、フェードなら完ぺきに(フェアウエーに)打てるから」。24歳で日本女子プロを制した当時は、技術の向上ばかり追い求めていた。それが「風とかライをしっかり読んで攻めるということが、最近分かってきた」と、コース戦略のうまさも身に付けた。
この日は雷雨中断の寸前に、ホールアウトできる幸運にも恵まれた。「一番大きい試合に勝ちたい。賞金女王争いに加わりたい」と強気な言葉も飛び出す。現在賞金ランク14位で、今大会の優勝賞金2800万円を上積みすれば、一気にトップ争いの仲間入りだ。【大石健司】

