【ヤクルト・キハダ】異国で好調支える新守護神 愛する家族のために愛する日本で

ヤクルトの守護神ホセ・キハダ投手(30)が好調なチームを支える活躍を見せています。昨季途中まではMLBでプレーしていた左腕が燕軍団でのプレーを選んだ理由、日本や家族への愛、仲間の投手、野手に助言していることとは―。誰しもが経験する、初めての地での自分の仕事。それを全うできているワケに迫りました。マウンドを過ぎるほど走って向かう理由にもその一片が見えました。

プロ野球

★キハダ投手が語った主な内容

  • なぜ、日本を、ヤクルトを選んだのか
  • なぜ、野手の打撃練習を見るのか
  • なぜ、若手投手にアドバイスを送るのか

◆ホセ・キハダ1995年11月9日、ベネズエラ・カリピト生まれ。23年までの4年間、エンゼルスで大谷翔平投手の同僚だった。150キロ台中盤の速球とチェンジアップ、スライダーが武器。メジャー通算142試合に登板し4勝14敗8セーブ、防御率4・59。23年WBCにも出場した。180センチ、97キロ。左投げ左打ち。

入団会見に臨むホセ・キハダ

入団会見に臨むホセ・キハダ

来日後、セーブ失敗なし 日本で腕を振る理由

勝ち試合を勝ち試合にし続ける奮闘。

キハダは来日後、まだセーブ失敗がない。マウンドで懸命に腕を振っている。

メジャーでも投げていた助っ人左腕。日本の野球のレベルは高いが、それでも異国の地となるNPB、ヤクルトにきた理由は気になる。

たずねてみると、米球界のチームからも声がかかっていた中で来日していた。

「アメリカにもたくさんチームはあるが、世界には他にもいろいろやる場所がある。自分がどこでやるのがいいか見てみたかった」

昨年のシーズン後半はマイナーリーグで過ごす日々が増えた。

オフに、日本で腕を振ることを決めた。

米球団からも複数のオファーがあったが、NPBで唯一あった燕軍団へ加入した。

後悔はない。

「実際に来て日本での生活にはすごく満足している」

もちろん日本の野球、ヤクルトへの愛も深い。ただ、それだけではない。

「治安とか、すごく過ごしやすい。家族の環境も考えるとすごくいい環境だと思う」

自分だけではなく家族のことも考えて日本を愛している。

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2001年(平13)愛知県犬山市生まれ。2歳の頃から大阪府大阪狭山市で育つ。中高は管弦楽部に所属。神戸大から24年入社。
24年5月から主にアマチュア野球を取材、25年1月から阪神担当。26年はヤクルト担当。
大学時代はクイズ研究会などに所属。趣味はスポーツ観戦と坂道アイドルやロックバンドのコンサート、フェスに行くこと。幸せな瞬間は温泉地に行って日本酒を飲んでいるとき。