<欧州男子ゴルフ:ジョニーウォーカー・クラシック>◇最終日◇22日◇オーストラリア・パース・バインズ・リゾートCC(パー72)

 遼クンと同じ10代のライバルが、またもプロツアー優勝を飾った。韓国生まれで18歳のアマチュア、ダニー・リー(ニュージーランド)が通算17アンダーの271で、欧州ツアーの最年少記録で優勝した。昨年8月の全米アマでウッズの最年少優勝記録を塗り替え、4月9日開幕のマスターズにも出場予定。今月1日、欧州ツアーのドバイ・デザート・クラシックを制した19歳のロリー・マキロイ(英国)に続き、石川に若きライバルが出現した。藤田寛之(39=葛城GC)はトップと1打差の2位に入った。

 3位タイからスタートしたリーは中盤までは伸び悩んだが、13、14、17番でバーディーを奪い、首位でホールアウトしていた藤田に並んだ。そして最終18番パー5で冷静にバーディーを決めて逆転優勝。まだ幼さが残るアマチュアの18歳は「予選突破が目標だった。夢のようです」と笑顔を見せた。18歳213日での欧州ツアー制覇は、71年スペイン・オープンのデール・ヘイズの18歳290日を更新する最年少記録だった。

 現在世界アマチュアランキング1位。昨年8月の全米アマでは、ウッズの18歳7カ月の最年少記録を6カ月以上更新して優勝した。4月のマスターズに出場した後、プロに転向する予定。強気な言動でも知られ「米ツアーでもウッズの数々の記録を破りたい」と公言している。4月のマスターズに出場する17歳の石川にとっては、ドバイ・デザート・クラシックを制した19歳のマキロイに続き、新たな10代のライバルが現れた。