<女子ゴルフ:プロミスレディス>◇初日◇26日◇兵庫・マダムJGC(6528ヤード、パー72)◇賞金総額8000万円(優勝1440万円)

 賞金ランク2位の諸見里しのぶ(22=ダイキン工業)が、ロケット発進を決めた。8バーディー、ボギーなしの64で回り、プロ入り後のベストスコアをマークして首位に立った。1カ月後に迫った全英女子オープン(7月30日開幕)を見すえ、今週からアイアンを変えての大爆発だ。

 全英への試運転は上々だ。諸見里はアマチュア時代の05年3月中京テレビ・ブリヂストンレディスで63をマークしたが、プロ転向後では、これまでのベストスコアを1打更新して今季初の首位発進だ。「ビッグスコアを出すときはいつも緊張状態ですが、今日は冷静だった。着実に成長していると感じた」と自信をみなぎらせた。

 初出場する全英女子オープンの準備を始めた。6番からPWまでのアイアン5本を、テーラーメイド社の2年間使用したXRフォージドからニューバーナーに変更。「球が高く上がって止まる感じがする」。初体験のリンクスコースに対応するためだ。11番パー3では理想の球筋でOKバーディーを奪った。

 「(スコアは)大満足ですが、点数にすると90点。ウェッジでのバーディーが少ない。まだ60~70ヤードはスキを見せたらグリーンを外してしまう。究極までもっていきたい」。プロ転向後、初日が中止となった大会を除き首位スタートは過去4度あるが、いずれも優勝を逃した。「初日がいいと2日目に停滞することもある。このスコアを忘れて頑張りたい」。先週、日本女子プロゴルフ協会の樋口会長から言われた「勝てるときにはどんどん勝ちなさい」という言葉を胸に刻んでいた。【大池和幸】