米芸能サイト「Radar0nline」は6日、タイガー・ウッズ(33)のエリン夫人(29)が長女サム・アレクシスちゃん(2)と長男チャーリー・アクセルちゃん(0)を連れてオーランドの自宅を出たと報じた。近隣住民らによると、同夫人らは自宅近くの別宅に移ったという。さらに母国スウェーデンの報道機関HPCは、同夫人は双子の妹ジョセフィンさんと共同で、ストックホルム沖の、小さな孤島に約200万ドルの豪邸を購入したと報道。ウッズとの離別を決意した可能性が高まった。

 一方でAP通信などは7日、スキャンダルの発端となった11月27日のウッズの自動車事故について、現地警察が飲酒運転の疑いを強めたと報じた。同警察の文書には「ウッズが昼間から酒を飲んでいた」「睡眠薬の処方を受けていた」などという目撃証言が記されていた。目撃者の実名を公表されていないが「事故後のウッズを車内から救出した人物」で、つまりエリン夫人だったようだ。

 またゴシップ系情報サイトTMZは愛人の1人にウッズが「僕の結婚生活は偽装。パブリシティーのため」と語っていたと報じた。弁護士によると、女性は当時20歳のウエートレスでウッズとは04年に知り合い、関係は2年続いた。ウッズが結婚していたため女性は関係を絶とうとしたが、「結婚生活はイメージのためだけ」と引き留められたという。

 現在、報じられている愛人は9人。5番目の女とされるレストランマネジャーのミンディ・ロートンさん(33)は英ニューズ・オブ・ザ・ワールド紙に「タイガーは私と寝ることしか考えていなかった。自己中心的で、冷たい男」と告白。世界最高のゴルファーの名声はすっかり地に落ちた。