<米女子ゴルフ:ロッテ選手権>◇2日目◇19日(日本時間20日)◇米ハワイ州オアフ島コオリナGC(6421ヤード、パー72)◇賞金総額170万ドル(約1億3600万円)優勝25万5000ドル(約2040万円)

 12位スタートの宮里藍(26=サントリー)が猛チャージで今季の自己ベストとなる65をマークし、一気に首位へ急浮上した。ティーショットはすべてフェアウエーをキープし、復調したパットを武器にボギーなしの7バーディー。通算8アンダー136とし、アサハラ・ムニョス(24=スペイン)とともに首位に立った。

 時折、強くなるハワイの風に故郷沖縄を思い出しながら宮里藍は気持ちをほぐした。前半1番で2メートルのパットを沈めてバーディー先行。2番の第2打でグリーン右ラフに入れたが絶妙なアプローチで2メートルにつけてパーセーブ。7番は1・8メートル、8番も2メートルにつけて連続バーディー。前半で3つスコアを伸ばすと、後半はさらに勢いづいた。

 12番パー3は、第1打がグリーン奥のカラーで止まったが、パターで6メートルを沈めてバーディーを奪った。14番、15番もバーディー。続く16番で下りの5メートルをカップに沈めて3連続バーディーを奪って首位になると思わず右拳を握った。コーチの父優氏から受けた(1)狭くしたスタンスをストロークのバランスに耐えられる広さにする(2)右手の握りを変え左に切れやすいボールの回転を修正-という2点の助言を実行し「良いパットがいっぱい決まった」と自画自賛した。

 沖縄から母豊子さんら親族が現地に応援に駆けつけた。現地紙インタビューでは「ハワイは生まれ育った沖縄によく似ているので、すごくリラックスできる」と環境も味方につけた。最終18番の第2打後、キャディーのミック・シーボーン氏に「完璧に打てた」とつぶやくなど手応え十分。2位となった2月のホンダLPGA3日目と同様、今季自己ベストの65をマークし「自分のやるべきことは分かっている。良い順位にいるだけに、この2日間はすごく楽しみ」と、今季初優勝を狙いにいく気持ちを高めていた。