<女子ゴルフ:中京テレビ・ブリヂストンレディス>◇初日◇18日◇愛知・中京GC石野C(6462ヤード、パー72)◇賞金総額7000万円(優勝1260万円)
森田理香子(22=リコー)が3アンダーの69で回り、首位と1打差3位につけた。ゴルフウエアは襟付きシャツが定番だが、森田は襟なしのTシャツを愛用。この日も契約する有名ブランド「カステルバジャック」のTシャツを着こなし好スコアをマーク。10年大塚家具レディス以来のツアー2勝目へ、好発進した。李知姫(33)と全美貞(29)が68で回り首位に立った。
涼しげなTシャツ姿が、万緑に染まるコースで映えた。初日前半からバーディーを量産して存在感を見せたのは、独特ファッションを着こなす森田だった。
「満足してます。ミスも多かったけど、悪いミスでもなかった。今日は良かった」
2番で4メートルを沈めると、8番まで1ホール置きにバーディーを奪ってアウトは32。ティーショットが曲がった後半は我慢の展開になったが、69で首位と1打差3位につけた。
ゴルフウエアと言えば、襟付きシャツが定番。だが、ファンに“魅せる”ことを考える日本女子プロゴルフ協会では、条件付きでTシャツも着用可能にしている。トーナメント規定の第6章「選手の心得」の中で「Tシャツは、女性らしいファッション性のあるものであれば着用してよい(ゴルフウエアとして販売しているものは可)」と明記している。
森田が愛用するブランドは「カステルバジャック」。提携先の親ブランドはフランスでは有名で、パリコレクションにも出展している。08年のプロ合格直後に契約オファーを受けた森田は、そのファッショナブルなデザインを気に入り即決で契約。以降、夏場はTシャツ姿で度々プレーしてきた。この日は20度前後にしか気温が上がらず「寒くて鳥肌が立った」と苦笑したが、豪快スイングで飛ばし屋の森田にとって、体が動きやすい襟なしシャツの利点は大きい。「日焼けするけど(動きが)楽」と、うなずいた。
同じ岡本綾子門下生の仲間では、服部真夕が既に通算3勝し、若林舞衣子も今季4年ぶりの2勝目を挙げた。森田も目指すは2年ぶりのツアー2勝目。「最終日もTシャツを着る予定です」。首位に立った李と全の韓国勢から、自慢の飛距離と独特のファッションで主役の座を奪い取るつもりだ。【木村有三】<協会が定める“選手の心得”>
◆服装、髪形、お化粧などに気をつけ、女性ゴルファーらしいみだしなみを常に心がけなければならない。
◆トーナメント会場内でジーンズ、迷彩柄のウエア及びポケットが膨らむヒダ付きカーゴタイプのパンツは着用不可。
◆ミュール、サンダルの着用は禁止。
※違反した場合は項目ごとに罰金5万円

