東北福祉大3年の松山英樹(20)がアマ史上初のツアー連覇に向け、疲労もみせずに志願の練習に取り組んだ。8日開幕の三井住友VISA太平洋マスターズに備え、6日に静岡・太平洋C御殿場Cで初調整。3連覇を逃したアジア・パシフィック・アマチュア選手権(AAC)の開催地タイから帰国したばかり。疲労はあるはずだが「負けたので疲れてない」と、雨の中、マスターズ出場が断たれた悔しさをぶつけるように予定の9ホールを超える13ホールの練習ラウンドを消化した。

 プロ転向時期が注目される松山だが「(AACで)負けると想像していなかった。オフに結論を出したい」と話題を封印した上で「連覇は簡単ではないが狙いたい」と集中力を高めた。