男子ゴルフの石川遼(23=CASIO)がティーショット復調へ、長尺ドライバーを再び使用した。25日に茨城・大利根CCで開幕するダイヤモンド杯に向け、23日にプロアマ戦で調整開始。ラウンド終盤には、8月以降使っているシャフトの長さ45インチのドライバーに替えて、以前使用した46インチのモデルを使った。

 「45インチのを使ってきて、スイングにスピード感がついてきた。この感じのまま、長いドライバーを振ったらどうなるか試したかった」。持ち替えてすぐの16番パー4の第1打からストレートの弾道が飛び出し、300ヤード超を稼いだ。

 ホールアウト後は46インチのドライバーで練習を繰り返し、好感触も得た。米ツアーのプレーオフや、先週のANAオープンでも右方向に打ち出してしまうミスが頻発した。1インチ(約2・54センチ)違いの2本でテストを重ね、復調を図る。