松山英樹(22=LEXUS)が寝具メーカーの東京西川とサポート契約を結んだことが19日発表された。松山は1年以上前から同社の「エアーSI」マットレスを愛用し、遠征先にも持ち運び用の「エアーポータブル」を持参している。同社では「寝具を通じて松山選手のパフォーマンス向上につなげていただきたい」とサポートを決定。今後、松山の体に合った寝具の提供や睡眠環境のアドバイスなどを行っていくという。

 松山は「今まではあまり寝具について深く考えたことはなかったのですが、1年間USPGAツアーで戦い抜くためには、心地よい睡眠が求められます。今後は東京西川のサポートを受けて、世界の頂点を目指して頑張りたいと思います」とコメントした。

 「エアー」シリーズはアスリートの眠りをサポートするために開発された。サッカーブラジル代表FWネイマール、横浜FCカズ(三浦知良)、インテルミラノ長友佑都、ヤンキース田中将大、巨人坂本勇人、レスリング吉田沙保里らが愛用。ANA国際線ファーストクラスのマットレスにも採用されている。

 松山は10月の米ツアー今季開幕戦フライズコム・オープンで3位に入り、復活ののろしを上げた。大目標の米メジャー制覇へ、東京西川の“眠り”のサポートが、大きな力になるかもしれない。